学生観察日記🌸6週目<若いうちの努力は財産になる>
こんにちは!
先週はYAMAT Oという太鼓のパフォーマンスを見に行ったり、
DCに行ったり、パタパタしていて日曜日に更新ができませんでした。。
すみません。
でも、YAMAT Oのパフォーマンスは本当に素晴らしかったです!!✨
一番若い方で20歳、上は30歳くらいだと言っていました。
普段は、奈良に住んでいて半年は公演しに行くそうです。
みんな朝は6時に起きて、ランニングし、みんなで一緒に
朝ごはんを作って食べて、練習して、また一緒にご飯を作って
食べて、練習して、寝るというルーティーンの繰り返し。
日頃からコツコツ積み重ねて来た努力が、
結果として素敵なパフォーマンスになったのだと思います。
私も太鼓をここに来て習い始めているのですが、
私が使っている道具であそこまで面白くおかしくパフォーマンスしているのは本当に不思議だし、さすがプロだなと思いました。
最後は観客みんなでスタンディングオベレーション!
個人的にはどんなに立って拍手しても、気持ちを伝えることができないと思うくらい、久々に魂が震えました。
ちょうど私と同じような年代の方が、あんなにも素晴らしいパフォーマンスをしていると、私も刺激を受けます。
きっと大変なことが多いと思いますが、それ以上に
得られるものはあるはずです。
彼らが一生、太鼓のパフォーマンスで生活していくかわかりませんが、
彼らの努力は目に見えない彼らの財産になっていると思います。
思考停止していないで、日々何かに向けて努力したり、
考えて過ごしていこうと思わせてくれた公演でした。
YAMATOの皆さん、
ありがとうございます♡
皆さんも
一度、見る価値はあると思います✨
一人一人のエネルギーがすごいけど、それがチームになってもっともっとパワーがあります。
太鼓にそんなに興味がないという方でも楽しめるはずです!
是非一度、見てみてください!
ということで前置きが長くなってしまいましたが、
第6週目の振り返りです。
一年生:新しいレッスン!extended predicate
二年生:グラマー復習
アッパークラス:短文チェック、ディスカッション
一年生:新しいレッスン!extended predicate
一年生は、7課を勉強し始めました。
このレッスンは難しいです。
「〜なんです/んです」というExtended predicateが出て来たり、
「〜ても良いです」などのpermission
「〜てはいけません」のprohibition
など、英語と完全にイコールではない解釈が出て来ます。
学生もさすがにちょっと混乱している様子です。
extended predicate「〜なんです/んです」までは、大丈夫そうです。
なぜかというと、extended predicateは、
今学期から勉強しているdirect styleに「んです」をつけるだけなので。
フォーム:
「direct style +んです」
でも、のNominalの時は気をつけなくちゃいけません。
「先生なんです spoken」「先生なのですwritten」
と日本語のネイティブスピーカーなら自然と出てきます。
が、学習者はルールに沿って勉強しなくちゃいけません。
この場合、
先生だ+のです (Nominal+copula + のです)
↓
先生の+のです (sentence modify)
↓
先生な+のです (ののですって言いにくいから、の→な)
という事が頭の中では行われているのです。
どういうプロセスが行われているか説明する前に、
まずextended predicateがどういうものかというと、
フォームは、「〜なんです/んです」というもので、
大抵の教科書では、emphasize (強調)と説明されているようです。
が、ここではcase (場合)と説明しています。
そこにcaseがなかったら、extended predicateは使えないんです。
例えば、
いつも元気な先生が、その日は顔色が悪く、いつもと違っていたときに、
「どうしたんですか?/ Is it the case what happened?」って言います。
顔色が悪く、元気じゃなさそうなのがcaseです。
逆に、そういうcaseをみていないのに、急に
「どうしたんですか?」なんて聞きません。
他にも、よく会話の時に、
「この間、○○に行ったんだけど〜、」
というのも、○○に行ったというcaseがあるから、言える事で、
必ずしも強調している訳じゃないです。
これがextended predicateがどんなもので、どんな時に使うのかの
大まかな説明です。
次に、フォームについては、
direct style + んです
です。
(以下、どうしてdirect styleが来なくちゃいけないかの説明)
JUMP system では、日本語の述語は三種類と言っています。
Nominal +だ
Adjectival
Verbal
この三種類です。
日本語の文は必ずこのどれかで終わります。
この三種類です→(Nominal +だ/です)
日本語の文は必ずこのどれかで終わります→(Verbal)
「direct style + んです」
これは「です」で終わっているので、Verbalではないです。
ということは、Nominal + copula か adjectivalのどちらかです。
Adjectiveは「です」を省くと、direct styleになります。
そして、そのdirect styleは-ai,-ii,ui-,oiで終わらなくちゃいけません。
また、英語に訳したときはほとんどが形容詞の意味です。(例外あり)
例えば、
高い →Takai
かわいい→Kawaii
古い →furui
面白い →omosiroi
これらは全てadjectivalです。
「direct style + んです」
をみてみると、「です」の前は、「ん」。
なので、adjectivalじゃないです。
ということは、これは「Nominal + だ/です」
という文である事が証明されました。
「ん/の」は、Nominalとして扱います。
意味はcaseです。
「ん/の」がNominalだと分かったら、次に考えるのは、
修飾のルール(JUMP3)です。
ここでは、名詞を修飾するときは、direct style が来なくちゃいけないとしています。
日本語の述語は三種類だとJUMP1で謳っているので、
direct styleの
Nominal +だ/です
Adjectival
Verbal
がきます。例えば、
かわいい+先生→かわいい先生 (adjectival + Nominal)
日本語を話す+先生→日本語を話す先生 (Verbal + Nominal)
日本人だ+先生→日本人の先生 (のNominal + Copula + Nominal)
きれいだ+先生→きれいな先生 (なNominal + Copula + Nominal)
です。
JUMPが大抵の教科書と違っているところは、述語を3つとしていることです。
どうして三種類にしたのか、そうすることによって何がいいのかなどは
今度またまとめたいと思います。
赤字で書いてあるように、修飾の時、
「のNominal +だ」 だ→の になり、
「なNominal +だ」 だ→な になります。
なので、Extended predicateでも、
きれいだ+んです →きれいな+んです。
になります。
が、のNominalの時はちょっと特別で、
先生だ+のです (Nominal+copula + のです)
↓
先生の+のです (sentence modify)
↓
先生な+のです (ののですって言いにくいから、の→な)
こういうプロセスになります。
以上がどうして「の/ん」の前にdirect styleが来なくちゃいけないかの説明とフォームの作り方でした。
長くなってしまったので、
二年生、アッパークラスの様子は次回、まとめます。
ではまた〜!